沖縄県内科医会副会長に任命された久手堅憲史(くでけんのりふみ)です。私の職務分掌は、会長補佐、九内協、学術、庶務です。宮城会長を補佐して内科医会の活動をより意義のあるものになるように勤めていきたいと考えています。 担当の九内協についてご紹介します。九内協(九州各県内科医会連絡協議会)は、年1回、医療制度等の問題点を九州各県で持ち寄り、意見交換・検討する会です。
昨年(2022年)の九内協は、11月12日に当県がオンラインで主催し、各提案事項に関して、各県の現状や取り組みが提示され、大変興味深いものとなりました。協議テーマとして議題に挙がった主な事項としては、新型コロナ感染症をめぐる問題、医薬品の安定供給、リフィル処方、オンライン診療について等です。新型コロナ感染症の問題は、今後も継続して取り組んでいかないといけない重要な問題です。医薬品の安定供給の問題は、現在でも解決できておらず、臨床現場で重要な懸念事項となっています。
九内協に参加して感じることは、各県の置かれた状況がそれぞれ異なること、各県の対策が独自で活発であることです。他県の発表からは学ぶことが多く、大変有意義な会となっています。このように九内協への参加は、内科医会の重要な活動の一つです。
宮城会長新体制のなか、副会長を拝命いたしました中村義人(なかむらよしと)です。
内科医会理事としまして4期目となりますが、昨年は新型コロナ禍で思うように会務が行えず、反省をしております。
新型コロナ感染対策施行の時期を通しまして、各医療機関が役割分担やワクチン業務での地域内外の連携が行われました。また、新型感染症に対しても、正確で最新の医療知識を取得することの重要性が痛感されたことと思います。
今回の経験を活かしまして、会員の先生方との連携をさらに強化し、日常診療に有用な情報の発信を企画検討してまいりたいと思います。
感染対策により、幸いにもオンラインシステムの開発普及が進むこととなり、社会も大きく様変わりいたしました。医療現場におきましても、オンライン診療、オンライン資格確認、電子処方箋などが導入され、保険診療にもデジタル化の波が押し寄せているものと考えます。このような環境のなかで、今まで行っていました保険診療について情報提供とともに、インフラ整備についての情報提供なども行えますよう準備を進めてまいりたいと思います。
また、連携につきましては、県内に限らず九州各県とも連携の強化が図られています。九州各県内科医会としての合同事業も計画されており、当県も参画してまいります。先生方の診療に有益な事業となるように、今後検討を重ねてまいりたいと思います。
本年度から本格稼働してまいります沖縄県内科医会の責務は、多岐にわたりますが、宮城会長のもと、理事一丸となって邁進する所存です。
今後も皆様からのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
今年度より沖縄県内科医会の専務理事を拝命いたしました、キンザー前クリニックの島尻佳典(しまじりよしのり)です。
何年か前ですが、前会長の友利先生から国保審査委員に就任するように、という一本のお電話を頂きました。その後、前副会長の田名先生に入会を勧められ、現会長の宮城先生から理事に推され、そしてこのたびの役職拝命です。ここまでつながるとは夢にも思いませんでした。会についてもほとんど知りませんでしたが、やっていくうちに、国保審査で査定するか悩む検査について九州各県の先生方と議論してコンセンサスを確定したり、講演会を企画・バックアップしたり、県医師会からの仕事を相応しい先生方に依頼したりする大切な会であることが分かってきました。
私の職務は三役の先生方の補佐と、新たな会員の確保、そして講演会などを通して諸先生方と交流し、会をもり立てていくこと、と考えています。また、沖縄県の特性を活かし、内科学の発展にも貢献していきたいと思っています。
日頃は糖尿病を専門に診療しておりますが、かかりつけ医として多くの高齢者を診察する機会が多いので、幅広く学習して精進してまいりたいと思います。ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
このたび、南部地区医師会長の仕事も多忙なため、内科医会副会長を辞することとなりました。これまで症例検討会を担当しておりましたが、新型コロナ蔓延のために3年間全く開催できなったのが残念です。専門医に直接質問したり、疾患の内容を掘り下げて討論をする有意義な会であったと自画自賛しております。新しい副会長にも継続してもらいたいと希望しております。
もう一つの担当は、保険の審査です。社保で20年審査員をしておりました。ここ数年は運営委員のメンバーでもありました。昨今は全国統一基準でAIを使った判定になることが決定され、その準備のために毎月中央から膨大な質問状が届いており、捌くのが大変な状況です。医師の裁量権が発揮される仕組みが残ることを希望しております。
副会長は退任いたしますが理事として残りますので、今後は宮城会長を支えていきたいと考えております。よろしくお願いします。
今期は理事になりましたので、よろしくお願いいたします。
前期は副会長を務めていましたが、沖縄県医師会、那覇市医師会の仕事が多くなり、内科医会での役割が果たせていないと自分自身感じていました。
今回、宮城正剛会長の新執行部の発足にあたり、理事として残らせていただきました。
長く内科医会の仕事をさせていただいたお陰で、九州各県の内科医会の先生方と多くの交流をさせていただきましたので、そのご縁を今後もつなげる役割ができればと考えています。また、沖縄県医師会で得た情報を内科医会に正確に、速やかに提供できればと考えています。1年に1回の九内協、九内懇にはできるだけ参加して、宮城新執行部のお役に立てるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
内科医会の会員の皆様、時節柄、日々の診療大変なことと存じます。どうぞご自愛ください。さて、このたび、再度理事に就任させていただきます玉城(たまき)と申します。豊見城の開業医でございます。
昨年までも保険診療中心に会員の皆様のお役に立つ情報収集やより良い医療環境づくりのため九州内科医会地方会に参加させていただきました。以前に九州の先生方から「沖縄県内科医会は、みんなよく勉強されているし、まとまっていて、とてもいい感じだね」と懇親会の席で言われたのがとてもうれしく、励みになっていました。コロナ禍、リモート会議が多く懇親会は無いのですが、もう一度、あの褒めていただいたのが忘れられず、今期も理事を引き受けさせていただくこととなりました。
沖縄県内科医会は若くて優秀な先生方が理事をされているので迷いましたが、観光沖縄の評判のせいか、大学の同級生、ハーバード大学、ブラウン大学留学当時の仲間から急に連絡が入るようになり、情報網が少し広がりましたので、内科医会会員の皆様のお役に立てる情報が手に入るのではと考えております。今期も微力ながら頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
宮城政剛先生が新たに沖縄県内科医会会長になり、宮城新会長をしっかりと支えるよう精一杯務める所存ですのでよろしくご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
私の得意分野はIT関連であり、保険審査についてはスマートフォンからレセプトをチェックができる沖縄内科医会独自のアプリを模索しようと思っています。沖縄県内科医会のホームページは引き続き、勉強会の案内・お知らせ等々を掲載しますのでご活用をよろしくお願い申し上げます。
執行部の中で一番の長老になってしまいました、今後とも沖縄県内科医会の発展ため新執行部の先生方と力を合わせ取り組んでまいりますので、よろしくご支援・ご協力をお願い申し上げます。
ご存知のように、日本は高齢化社会に向かっており、それに向けて国は「地域医療構想」の構築を進めています。「地域医療構想」の根幹になるのが病床の機能分化を明確にした「地域医療計画」です。今後は、さらなる病診連携・病病連携の強化が肝要となります。また高齢社会になり、多死社会を迎えるにあたり、看取りを含む在宅医療や介護保険施設との連携も重要になってきます。持続可能で効率的な医療連携体制は、基本的に関係者間での人間関係と信頼に基づくものだと思います。医療連携体制を構築するためには関係者同士がお互いを理解し、信頼しあう場を作ることだと思います。すなわち顔の見える連携が重要になります。
私は内科医会で医療連携担当となっております。連携等に関してご意見等ありましたら、内科医会にご連絡いただければ幸いです。また私は社会保険審査委員として15年以上、保険審査の職務にあたっております。他の理事の先生方と共に、会員の先生方には保険審査情報等を提供し、微力ながら貢献できればと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。
今回より4回目の理事就任となりました。年1回の九州各県内科審査委員懇話会に毎年参加させていただき、各県から挙がってきた保険審査に関する情報共有に携わらせていただいております。保険審査を通じて、より良い内科医療の実践のお手伝いができるよう、これからも勉強を継続いたします。
2019年12月に脳卒中・循環器対策基本法が制定され、2021年より第二次「脳卒中と循環器病克服5ヵ年計画」が策定されました。脳卒中と循環器病による年齢調整死亡率を2020年に比較して5%減少させることを大目標に、さまざまな施策が実践されております。その中でも最も重要な施策は、生活習慣病予防とその啓発活動です。一内科医として地道な活動を続け、会員の先生方と最新の知見を共有できる機会を設けるよう、努力いたします。
今後ともご指導ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
会員の皆様、このたび、沖縄県内科医会の4期目の理事を拝命しました玉城仁(たまきひとし)でございます。
私の主な担当は、内科医のメリットを伝えて会員増強を行うことと、日頃の診療に直結する内容の講演会を計画することです。新型コロナが収束で向かうであろうと期待される状況となってきました。新たな会員を増やし、会員の先生方との交流や情報交換を通じて、さまざまな視点や知見を得る機会を作っていきたいと思います。内科医会の結束を強め、より多くの内科医の方々に参加いただくことで、より強力な組織としての地位を築くことにより、日常診療に役立つ会になると確信しております。
また、学術情報の共有も非常に重要です。私たちは、内科医会のメンバーとして、最新の医学知識や研究成果を共有し、適切な医療を患者に提供することが求められます。講演会やカンファレンスを主催・共催して、会員の皆様からの積極的な情報提供や意見交換を促進していきたいと考えております。
新会長の宮城政剛先生のもと、これまで以上に沖縄県内科医会の発展と会員の皆様のお役に立つ活動に尽力してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
このたび、宮城政剛会長より内科医会理事を拝命しました、新健幸クリニックの小禄雅人(おろくまさと)です。
2019年末からの新型コロナウイルス感染症により、通常の診療や医会活動が制限されていましたが、内科医会が活動できる状況が少しずつ回復してきました。講演会や研修会に参加することにより知識を習得できること、会員同士で直接交流できることを私自身も楽しみにしており、内科医会の活性化に期待しています。
また、沖縄県における病診連携や診診連携、さらには内科医だけではなく各専門科の先生方との他科連携といった診療連携の向上に少しでも貢献していきたいと考えています。
理事では最も若輩ではございますが、宮城会長を支え、医会の発展に精一杯努めさせていただきますので、会員の皆様のご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。
最後に、若い世代の先生方の入会をお待ちしています。一緒に沖縄県内科医会を盛り上げていきましょう!
今回、沖縄県内科医会理事を拝命いたしました川上祐子(かわかみゆうこ)と申します。
新型コロナも5類感染症となり、新たなフェーズを迎えました。対面での会員同士のコミュニケーションも再開します。
日本では世界に先がけて超高齢化社会を迎え、以前にも増して地域の開業医の役割、病診連携、医療介護の連携はますます大切になってきます。また、コロナ禍で経験した、国を挙げてのワクチン接種事業、新興感染症への対応、また、それに付随する診療報酬の対応や医療デジタルトランスフォーメーションなど、地域の内科医として折々の状況に合わせてよりスピーディーな対応が求められています。
そのような中、内科医会ではタイムリーで有益な情報交換ができるよう、一開業医視点から理事としての役割を果たしていきたいと考えております。宮城政剛会長のもと、他の理事の先生方とともに内科医会を盛り上げるべく、微力ながら精一杯努めさせていただきます。
ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年度より沖縄県内科医会の理事を拝命いたしました、おくまクリニックの奥間裕次(おくまゆうじ)と申します。琉大出身で同校の8期生になります。琉大病院の放射線科で初期研修を終え、嶺井病院、かんな病院等を経て2009年に故郷の金武町に内科・小児科を標榜して開業しました。開業当初は慢性疾患(高血圧、脂質異常症、喘息、COPD等)やインフル等の感染症を診ていました。しばらくして、学校医、特養老人ホームの嘱託医もするようになりました。通院不能な患者が多く、訪問診療も始めました。開業5年目には住宅型有料老人ホームも手掛け、現在、他法人の集合施設や個人宅を含め月に80人ほど訪問診療を行っています。また年間では看取り医療を30~40人も行っています。
60歳を前に毎日、これで良いのかと自問自答しながら診療の日々を送っています。コロナ禍となり、有料老人ホームを抱える身としてはいろんなことで大変な思いもしました。今後もこのような状態は続くと思って運営していくつもりです。そのためにも今後も内科医として幅広く学習して精進してまいりたいと思います。
金武町から県都・那覇は遠く、なかなか対面での勉強会、役員会は参加ができません。できれば、毎回、現地参加を希望していますが、できないときはオンラインで参加していきたいと思います。そのときには、ぜひ会員の皆様に声を掛けていただき、仲良くなりたいと思っています。今後もご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
はじめまして。中城村南上原(琉球大学東門近く)にある「みなみクリニック」の我部敦(がべあつし)といいます。
専門分野を呼吸器外科から内科へと変え、昨年の4月に継承開業してから1年が経過しました。この1年間を振り返ってみると、その多くが新型コロナウイルス感染症との戦いだったと思います。2F(診療所)と1F(駐車場)を往復しながら、ひたすらCOVID-19抗原検査・PCR検査を行い、診断、処方、重症者の紹介(これが一番大変でした)を行うという、慌ただしい毎日を送っていました。正直、じっくり考える余裕はありませんでした。これで本当に内科診療と名乗っていいものかと不安に思う日々が続いたのを覚えています。
少し落ち着いた現在、“地域の皆さんが求める内科医とは”と自問してみると、第一に診療を断らないこと、そのためには幅広い疾患に対する知識の向上が重要だと考えました。また、患者さんとの円滑な対話も必用と思われ、今更ですが人間性を磨くことも大切になってくるものと思われます。学生時代に、“脳筋”、“暴れん坊将軍”と名付けられた私に、知識と人間性を求めるのは非常に困難なことですが、地域の皆さんに信頼される医療を提供できるよう、可能な限り努力していきたいと思っています。
外科医としては約30年経過しようとしていますが、内科医としては1年目のひよっこ医者です。これから沖縄県内科医会の諸先生方のお力が必用なこと多々あると思われます。その際には、ご指導のほど何とぞよろしくお願いいたします。
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